寺子屋”ZEN”は新潟県三条市の工具メーカーに勤務40年の丸山善三がお届けするWebメディアです。

【朝活】無理せずできる範囲で…

6月22日、新潟県もいよいよ梅雨の入りを迎えた。
平年より11日遅い。6月下旬の梅雨入りは、7年ぶりに遅いとの事である。
その為か我が家の庭の紫陽花(アジサイ)は、梅雨入りより半月位早く花の盛りを過ぎた。
本来ならば梅雨の風物詩にマッチした紫陽花の花が楽しめたはずである。
ところで我が家の紫陽花の花の色は、毎年少しずつ変化しているように思える。
今年は、赤紫の花びらをつけた。

調べてみるとどうやら紫陽花の色を決めるのは、「アントシアニン」という
色素が影響するらしい。このアントシアニンは通常赤色であるが、土壌から溶け出してきた
アルミニウムと反応すると、青色に変化するらしい。つまり土が吸収した水により、
酸性=青色、中性=紫色、アルカリ性=赤色となる。更に詳しい説明を加えると
赤紫に近いアジサイはもう年を取ってしまった紫陽花との事である。
つまり、我が家の紫陽花の花は、高齢の花ということである。

さて私も「“一生修得” “終生実行” “生涯の土台造り”」
の3本の柱を肝に銘じて朝活実行中である。以前このブログでも紹介したが、
私が長年続けている早朝の“座禅”は、朝活の中心である。朝日と共に起床する。
早朝5時半から座禅を組む。いつも住職をはじめ毎回3~4名が参禅している。
シーンとした座禅場には、屋外から聞こえる鳥のさえずりくらい。
正に静まりかえっている。決められた時間になると朝の鐘撞の担当者が座禅を解いて
鐘撞堂へ向かい、梵鐘を鳴らす。梵鐘は、地域内でも古来から時を告げる清々しい
朝の始まりの合図の役割をしている。

約30分間の座禅が終わると本堂での朝のお勤めである。「般若心経」等、幾つかの
読経を唱和してこのお寺の朝の行事が終了する。最後は、皆さんで薄茶を飲みながら
歓談して解散する。本堂を出て深呼吸してみると、細長い参道を照らす陽光が眩しい。
私の朝活は、“無理せずに出来る範囲で…” 実行することを旨としている。

寺院の参禅会は、毎週木曜日以外は行っている。

朝の座禅は、ランニングやウォーキングとは異なる人間の内面を目覚めさせる心のエクササイズ
ともいえる。皆さんも無理しない範囲で体験したらいかがでしょうか。
私の通っている寺院については下記のブログ記事にも明記しているので、
興味のある方は一度ご覧いただきたい。


🔽秋は、座る…(2023/11/1 アップ)
https://www.toptools.co.jp/topblog-terakoya-zen/2023/11/01/22th_blog/

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