寺子屋”ZEN”は新潟県三条市の工具メーカーに勤務40年の丸山善三がお届けするWebメディアです。

家事も又、楽し - 掃除をしましょう –

独りの生活が続くと“家事”について考えさせられることも多い。
会社勤務時代は、家事に関することの一切は妻がやってくれた。
自分の食事を作ることは、主な家事の一つである。最近では面倒くささはほとんど感じない。
むしろ楽しんでいる。ただ、お腹がすいた時に料理作り始めるためついつい調理中に
つまみ食いをしてしまう。そして、いざ食事の時は、お腹の半分くらいが満たされてしまっている。
皆さんもそんなが経験あると思う。

よく「キッチンドランカー」の言葉を聞くことがある。調理中の過度な飲酒である。
なんとなく納得できる。空腹と飲酒は、特にコントロールが必要な欲求である。


私の家事の負担はやはり、洗濯と掃除である。
洗濯に関して我が家では、新型の洗濯機を使っている。汚れた衣類を入れ、ボタンを押すと
必要な洗剤量が示される。洗剤や柔軟剤等を入れスイッチポン、
40分程度で脱水まで行ってくれる。(乾燥機能はついていない)
脱水後は洗濯を干す作業である。出来るだけ屋外で干している。晴れた日に、
屋外で洗濯物を吊るす作業は掛値なく気持ちが良い。
乾いた後のYシャツ等型崩れしやすいものは、アイロンもかける。

次に掃除は、自分で言うのも何であるが…
元来几帳面な性分であるため汚れ等ほっておけないのだ。
ここもやらねば、あすこもやらなければ、となってしまう。特にトイレは
ある講演会で“自分自身を磨くためにもおろそかにしない様に…”なる話を聞いてからは、
掃除の最優先事項となった。1週間に1回は、1階と2階にある2つのトイレを念入りに掃除している。
掃除のやり方や必要な道具は、SNSで丹念にチェックして正しい効率的な方法を見つけている。
トイレ掃除と言っても、特に便器は念入りである。ここでは、希薄した「クエン酸」を
スプレーして、しばらく放置してトイレットペーパーでふき取る。
汚れ(黄ばみ等)が驚くほど取れる。更にピカピカと光沢さえ帯びてくる。

―気持ちが良いー

処で弊社も最近、整理整頓を中心とした5S活動を集中して行っている。
専門的な外部の方に期間を決めてお手伝いしてもらう。集中的に行い、
活動の実施前と後の違いを視える化する。その写真には必ず一言コメントが入る。
回数を重ねると前向きな言葉が書き込まれるようになった。活動は1点1点の積み重ね
ではあるが、目に見える効果と共にそこで働くメンバーの動きが少しずつ
変わってくることが、確信できるのだ。

家事の話から会社の清掃活動まで話が及んでしまった。そう考えると
今まで述べてきた家事を負担の有無で判断すること自体、改めなければならないようだ。

新緑の季節。
お天気の良い日は窓を開け放って
新鮮な空気を入れ、清掃しましょう。

コラム一覧に戻る