寺子屋”ZEN”は新潟県三条市の工具メーカーに勤務40年の丸山善三がお届けするWebメディアです。

“春眠不覚暁” -朝市で朝活を-

5月皐月(さつき)、表題は“春眠不覚暁”「春眠暁(あかつき)を覚えず」とした。その意味の正しくは、
「春はぐっすり眠れるものだから、夜明けに気づかず寝過ごしてしまった」とする。

まさに今の時期大いに共感する。徐々に夜明けが早くなり明るくなっても、
ぬくぬくとした布団から起きだすのは少々きつい。
またこの時期は、昼間は暖かくても朝晩は寒く感じることが多い。
春先の寒暖差は、年中で最も激しい。

一方布団の中は心地よくてなかなか起きだせない。
倫理法人会の創始者“丸山敏雄”は、「朝起きは、すべての基本」として
人間の再建は朝起きに限る。とも言っている。つまり

「人間が他の動物と違っていろいろな不幸に出合うその元は全部わがまま、気ままの心にある」
としてそれは、朝寝にあるいるともいう。

―わがままの諸悪の根源は、朝寝。
 これを直す速攻の方法としての早起きの秘訣は何か?
 そんなものあるものですか、

 ただ「やればできる」のです。

 「よし明日の朝から早く起きるぞ」
 と決めてひたすら朝起きを実行すれば良いのです。―

良いことを始めるのにグズグズする必要はない。
だからこそ自ら決めたら即、明日の朝から実行する。

“言易行難”「言うは易く行うは難し」
何かをする場合、言葉で言うのは簡単だが、その実行は非常に困難であることが多い。

こういう私も早起きには、難儀している。毎回スマホのアラーム頼りである。
少し夜更かしした翌朝の早起きは、朝寝の習慣に引き戻されてしまう。
常勤を退き、毎日の勤務がないからこそ自分を律する必要があると思っている…。
毎日意志の弱い自分自身との格闘である。(少々大袈裟…。(〃▽〃))

さて、当地(三条市)では早朝から『定期市』が開催されている。
これは『六斎市』と呼ばれる朝市で、『二・七の市』(毎月末尾に2と7が付く日)と
『五・十の市』(毎月末尾に5と0が付く日)があって、三条市内4か所で開催される。
古い記録では鎌倉時代の後期(約700年前)から続いてきたと言われる。
定期露店市場/三条市 (city.sanjo.niigata.jp)

市では、その日に採れた新鮮な野菜類が路地に並べられ農産物や魚介類、乾物などの
食料品を中心に、衣類や履物、生花などを取り揃え、生活を支える市場として昔から
市民に親しまれてきた。その日に採れた新鮮な野菜・果物類が路地に並ぶ。
主に地元のお母さん達が自ら育てた作物を持ち寄って販売して市を盛り立てている。
ここでは、売り手と買い手がお互いに声をかけながら買い物できる。
スーパーマーケットにない魅力でもある。春先のこの時期は、新鮮な地元の山菜が並ぶ。
セリ、コゴミ、タケノコなどである。更に市内の図書館「まちやま」の
敷地内に隣接する「ステージえんがわ」では、定期的に朝食の提供を行っている。
すぐに売り切れる人気の朝食でもある。

「旦那さん!菜っ葉安すっけ、買って行かんかね…!」この日も早朝の陽光の下、
元気なお母さんの声が飛び交う。

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