寺子屋”ZEN”は新潟県三条市の工具メーカーに勤務40年の丸山善三がお届けするWebメディアです。

人生100年時代の到来

皆様、あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとりまして素晴らしい1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

2024年の干支は辰年(きのえたつ)辰は、
十二支の中でも唯一現実に存在しない空想上の生き物です。
辰は、龍(竜)でもあり、物事の隆盛に縁があります。
天に駆け上がる、辰の勇壮な姿を一年間念じながら1日1日を
丁寧にお過ごしいただければ良運が逃げていくはずはありません。
一年後は、きっと「あー、良い一年であったな・・・」となります。

さて、このブログも今年で2年目に入ります。辰年の今年から、
新しいブログ作りに挑戦していきたいと思っています。

キーワードは「人生100年時代の到来」

“一生修得” “終生実行” “生涯の土台造り” を3本の柱として、
日々の振り返りの中から私の経験を盛り込み、広くエピソードを
集めてみたいと考えています。
私は既に昨年9月に非常勤顧問として現役の第一線(41年間勤務)
から退いています。実は日々の業務から距離をおいたことで新たに
気づかされることがありました。それは今までの経験値から今まで以上に
客観視することが出来るようになった、ということかもしれません。
そのようなことを日常的に心の片隅においていくことで日々目を配る範囲が
広がってきたのです。それは、毎日をワクワクさせる重要な要素となってくるはずです。

既に私たちも人生は100年超えの時代に突入しています。
“齢を重ねる” 事は、決して負の要素だけではありません。
それは、生きている限り当然のことです。一方では経験という変え難いエネルギーを
蓄えているのです。経験してきたことは、それが生きるための土台になっていること
は間違いありません。しかしながら土台である基礎は生涯造り続けていかなければ
ならないともいえます。その為に一生学び続けていかなければならないのです。
学びは、実践が伴って結実します。直ぐに実を結ぶことがなくとも生涯耕してきた
しっかりとした土台の土壌で育った種は、後世に引き継がれても豊かに実ります。

  昨今、「持続可能な社会」という考え方が世界的に注目されています。
現代の暮らしを維持しながら、将来の世代に渡り安全に暮らし続けられる
社会を実現するための目標への取り組み活動です。持続可能な社会を目指すため
に立てられた具体的な目標が「SDGs(持続可能な開発目標)」です。持続可能な
社会を目指すためには、個としての「人」の存在があります。1人1人の存在から
集団化していく過程には、個である「人」のエネルギーが必要です。
さて昨今の少子化の中、それをカバーできるものは何であるのか?

「人生100年時代」に一緒に考えていきたいと思います。

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