寺子屋”ZEN”は新潟県三条市の工具メーカーに勤務40年の丸山善三がお届けするWebメディアです。

ローズロード

6月に入る。6月は、水無月(みなづき)と呼ばれる。今まで水の無かった田んぼに水を注ぎ入れる頃であることから、「水無月」や「水月(みなづき・すいげつ)」「水張月(みずはりづき)」と呼ばれるようになったと言われている。この時期の雨は稲が実を結ぶために重要であるため、豊作を願う人々の思いがこの呼び名に表れている訳で水と切り離せない季節でもある。

当社の正門を入ると、直ぐ右手に数十本の薔薇が連なっている。赤、黄色、白、ピンクオレンジと様々な色を帯びて楽しませてくれる。会社の営繕の担当者が、この時期に開花させるため日ごろから丹精込めて養育している。薔薇は、6月の誕生花でもあり花言葉は「愛情」である。日本でも多くの自治体がこの花をシンボルとしている。それ程までに薔薇は魅力的である。この一帯は、桜の木も並んでいて春先の桜から6月に入ると薔薇へと、春から夏にかけての季節の色と香を来場者にお伝えできる。

梅雨に入るまでの数週間、当社のローズロードを歩いていただきたい。

正面玄関から続く薔薇の植木たち
コラム一覧に戻る