闇の将軍外伝 「-田中角栄- 深闇、郷に還る」演劇鑑賞
今年初めての演劇を鑑賞した。演題は、『闇の将軍外伝―田中角栄―(深闇、郷に還る)』である。この演劇は、劇団JACROW(中村ノブアキ代表)が手掛けたものである。私は、2年前にも田中角栄シリーズの『闇の将軍 四部作』を鑑賞した。(2024年2月1日ブログ掲載)今回の公演は、それに続くシリーズ作品である。前作『闇の将軍 四部作』では、田中角栄の故郷(新潟県西山町)の場面から始まり、“一攫千金”の夢を抱いて上京した青年期、その後、政治家田中角栄が75歳で亡くなるまでの政界の裏舞台を中心に展開された。個性的な舞台俳優の熱演が、印象的であった。この作品では、主役、田中角栄を演じた狩野和馬氏が、読売演劇大賞・優秀男優賞を受賞され話題作となった。
今回の上演は、脚本・演出の中村ノブアキ氏(千葉県出身)が、前作『闇の将軍 四部作』上演後の熱い拍手に感動し、新潟への思いを新たにし、使命感を感じながら書き上げた作品としている。今回の作品『闇の将軍外伝―田中角栄―(深闇、郷に還る)』は、ロッキード疑惑で世間からバッシングを受けた時期の田中角栄と越山会の交流を細やかに描いた作品づくりとなっている。
更に今回の作品は、新潟県内からオーディションで出演者を募り、10人が選出されて登場した。なんとその中で私の知人であるご夫婦もオーディションを通リ出演されている。その役は、奥様が古千谷市で養鯉業を営む越山会の総務部長。旦那様が、地元の建設会社社長で越山会の事務局長役である。お二人とも演劇を通して知り合っただけに、演劇出演の経験も持ち合わせていた。
今回の上演は、前作同様田中角栄役の舞台俳優、狩野和馬氏の手練れの役回りが、出演者全員に伝わり拍手喝采の幕切れとなった。また、地元上演と云うこともあり往年の角栄を知る、観客も舞台と一体となった。素晴らしい観劇となった。このような話題作であるからこそまた何処かで再上演されることを期待したい。