寺子屋”ZEN”は新潟県三条市の工具メーカーに勤務40年の丸山善三がお届けするWebメディアです。

保護司として

立ち直りを支える

「保護司」の言葉をご存知でしょうか。「保護司」とは、犯罪をした人たちの立ち直りを地域で支える非常勤の国家公務員(法務省)であり、ボランティアです。地域の事情を理解しながら保護観察官(法務省職員)と協働して保護観察を受けている人に面接を通して助言や指導を施し、そして、受刑者が社会復帰する環境作りを行っている人たちのことです。「保護司」は全国で約4万5千人おり、私も10年近くこの役を行ってきた。
罪を犯した人は、一定期間刑に服して自ら犯した過去の行為と向き合い、罪を償って立ち直ろうとしている。保護司等更生保護ボランティアは、彼らの社会への立ち直りへの大きな支柱となっている。請け入れる社会も彼らを理解しながら見守ることが必要である。

 さて、「保護司」を定める法律には、保護司法がある。近年は、女性保護司も増加し3割近くを占める。しかしながら実人員は、近年減少傾向にある。高齢化も進んでおり60歳以上の者が全体の8割を占めて平均年齢も65歳を超える。さて、犯罪者の傾向としては多くの問題点がある。更生期間を経て刑務所から出所しても出所後5年以内で3人に1人が再犯等で再び刑務所に入ってくる。再犯の増加と共に犯罪者の高齢化も近年の課題である。昨今、犯罪率低下が続いていたが、数年前よりSNS等を使った巧妙な手口の詐欺が増えたことで増加傾向にもある。痛ましい事件が報道されるたびに「保護司」を取り巻く環境は、一層厳しくなっている。私もこれから少なからず社会的弱者への立ち直りに自身の経験が活かされるなら本望と思っている。読者の皆様には、「保護司」そのものの存在を解っていただけたなら幸いである。

最後の皆様に告知したいことがある。このブログも今回をもってトップ工業株式会社内のサイトより離れ次回より自らのFacebookで発信する準備を進めている。3年半前の2022年12月にトップ工業株式会社のサイト内で“寺子屋ZEN”として開始した。最初は手探りの状態で書き加えてきたブログも少しずつ読者が増えてここまで来ることができた。読者の皆様には改めて感謝したい。今後とも“寺子屋ZEN”として変わらずお読みいただきたい。よろしくお願い致します。

掲載予定サイト

https://terakoyazen.com   時を繋ぐ学び~「寺子屋ZEN」

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