寺子屋”ZEN”は新潟県三条市の工具メーカーに勤務40年の丸山善三がお届けするWebメディアです。

昔遊びで小学校訪問

先週後半からシベリアの寒波が南下。当地でも40センチ近い積雪を記録した。

勿論、未明にかけて“除雪車”が出動した。自宅の前の道路は、狭く“消雪パイプ”が敷設されていないため早朝から除雪道具を持って自宅前の雪の壁を崩しにかかる。ガレージに止めてある車のフロントガラスも凍り付いている。すぐに暖機運転をしてヒーターで視界を確保しなければならない。冬場の雪国の朝は慌ただしい。

  さて、先日貴重な体験をすることが出来た。小学校主催による「みんなで昔遊びを楽しむ会」に参加した。孫の小学校で昔遊びのボランティアを集っていたものだ。冬場、雪の降る地域では、外で遊ぶ時間が、制限される。かと言って長時間スマホにかじりついていては、子供たちに決して良い影響を与えないだろう。そこで小学校の先生方が知恵を絞って考えた企画が、経験豊富なボランティアの方から様々な昔遊びを子供たちに教えながら交流することである。その子供たちも、小学校1年生である。さて、昔遊びの種類は、お手玉、メンコ、おはじき、けん玉、こま、あやとりである。私が、子供時代にほとんど経験した遊びだ。

  さて開催当日は、7人のボランティアの方々が参加された。私は、早速、けん玉グループに入った。子供たちは、遊びが何よりも大好きな、“一年坊主”の面々。

始まる前から会場内は、てんやわんやの状態。9時半開始で子供たちから開会の言葉を頂いた。次に私たちボランティアの自己紹介を行う。それから全員でウォーミングアップの“地元かるた”をした。読み札を示す、女性教師の高く澄んだ声が会場に響き渡った。ウォーミングアップが済むと、いよいよ昔遊びの時間である。既にすべての遊び道具が用意されていて準備万端である。子供たちには、出来るだけ多くの遊びを体験させる。私の担当したけん玉では、一番たやすい“大玉”から始める。初めての子供たちも多く、目を真ん丸にしてけん玉に集中する姿が印象的であった。


あっ…。という間の体験であった。子供たちももっと時間が欲しかったようである。その後は“おわりの会”として子供たちから楽しかったことを発表して貰った。最後は、お礼の歌の「校歌」を歌って全てが終了した。

子供たちの輝いている顔に感動した。自身もこんな時代があったんだ…。少しほろ苦さを感じながら先生方の丁重なお見送りを背に会場を後にした。是非来年も参加したい。

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