寺子屋”ZEN”は新潟県三条市の工具メーカーに勤務40年の丸山善三がお届けするWebメディアです。

雪について考えてみる

新しい年を迎え皆様も心身共に充実した仕事始めを迎えた事と思います。
1月の5日頃の小寒から20日頃の大寒を挟み2月3日の節分までを“寒中”と呼び、一年で最も寒い時期としている。当地(新潟県三条市)でも降雪が見込まれる期間である。夕方の気象予報に注意しながら翌日以降の天気に備えなければならない。西高東低の冬型の気圧配置が示されると翌朝からの雪対策の準備をして早めに床に就く。玄関にスコップ、スノーダンプ等の除雪用具を揃えるのだ。曜日が変わらない時刻から細かい雪(粉雪)がチラつき始めるとほぼ確実にかなりの積雪が見込まれる。豪雪地帯では、いわゆる「消雪パイプ」が装備され道路中央のパイプから噴き出す地下水が融雪の助けをしてくれる。しかしながら一晩で30センチ以上の雪が降り続く大雪注意報が発令されると深夜から除雪車が出動する。除雪車が通ると道路の雪が除かれて道路脇が壁状になって家々の玄関の前を塞ぐ。通勤、通学で使う車も道路に出ることが著しく困難になってくる。そうなると早朝から町内で一斉に「雪のけ」が始まる。少なからずこれらの作業は30分以上、かかってしまう。小さい頃から雪国に生活に慣れている私たちは、これらを別に苦にする事無く当たり前のように感じて日常の作業として溶け込ませている。

次に面白いデータを示したい。新潟県の過去の積雪量に関する変化である。昭和37年から令和6年までの平均累計降雪量を見てみると昭和37年から63年までの平均が648㎝、平成元年から令和6年年度の平均が465㎝で30%程度少なくなっている。例えば歴史的にみると100年前と比べると0.73度の割合で気温が上昇しているといわれている。特に近年、1980年頃から気温上昇が加速しており、2014年から2021年までの8年間が上位を占めている。気温の上昇と積雪量の減少は相関関係がある。積雪量の減少は、温暖化の影響であろう。

毎日のニュースで太平洋側の真っ青な空が写し出されとやはりうらやましいものである。乾燥注意報であれ大雪注意報であれ、日本列島は一斉に感冒注意報。この時期は大いに風邪ひきには注意を払わなければならない。そうはいっても季節は留まることなく日々進んでいるものである。

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