長寿と日本人
2026年(令和8年)、新年あけましておめでとうございます。
当ブログは2022年12月よりスタートしました。今年で4年目となります。読者の方々との大切な接点の機会です。今後共広い視野で多くの話題や自身の思いを伝えたいと思っています。今年も宜しくお願いいたします。
さて、以前も書きましたがブログでのテーマは、 “人生100年時代”です。
“一生修得““終生実行”“生涯の土台造り”の 3本の柱をキーワードとしています。これらのスタンスは変わらず続けていきたいと思います。
さて「センテナリアン」という言葉を知っているだろうか?センテナリアンとは、100歳以上の長寿者を指す言葉で「1世紀以上を生き抜いた」という意味があり、百寿者とも呼ばれています。センテナリアンの健康状態はどうなっているのだろうか。全体の80%の方が要介護であったり、認知症であったり、寝たきりであったりと、なんらかの機能の低下がみられる。認知症がなく、自立をしている方、つまり機能の高い方は全体の2割程度となっています。100歳まで年齢を重ねても元気で生活の質を保っている方々は少ないことが現状のようだ。また、110歳以上の方を「スーパーセンテナリアン」としています。110歳以上の方は、1,000人に1人の割合と云われており、最近の資料では、「センテナリアン」の数は、人口1万人当たり、日本は80人、アメリカ28人、イギリス23人、中国4人、ロシア15人で圧倒的に我が国、日本が多くなっているのは喜ばしい。国内での各県別のデータも公表されていますので興味のある方は、調べてみてください。
ここで日本人の長寿について少し調べてみたい。2023年(令和5)年のデータでは、我が国の平均寿命は男性81.09歳、女性87.13歳でとなっている。女性は、40年連続で世界一を維持している。日本人の長寿の基盤は、江戸時代(1603-1868年)に遡ります。当時、都市部では下水道整備が進み公共衛生に対する国民意識が強かったことが知られている。戦後になると、1945年以降の高度経済成長期が転機となった。食糧事情の改善と医療の進歩により平均寿命は大きく伸びた。更に日本は、従来から家族中心の生活様式が根強く、精神的な安定感も長生きの要因となっている。これらは、隣国韓国が、長寿国であることからも、日本・韓国共に儒教の影響も否めない。更に日本の長寿を支える要素として外せないのは優れた環境管理である。国土の多くが山岳地帯であるため、水資源が豊富で、飲料水の質が高いことが挙げられます。また、廃棄物処理システムの徹底により、汚染が抑えられ、呼吸器系疾患の発生率が低い。WHOのデータによると、日本の大気汚染レベルは先進国の中でも低く、これが心肺機能の維持に寄与しています。このように歴史的に蓄積された衛生文化、環境の恵み、倫理的問い、そして未来への備え…これらの視点から、日本人の平均寿命世界1位は、単なる栄誉ではなく、社会全体の鏡であることがわかります。長寿は経済的負担を生む一方で、持続可能な発展の機会を提供します。しかしながら、長く生きることへの質を考える倫理的側面を無視してはならないと感じる。先ずは、自身の生活の質を維持するため日頃の生活習慣を問い、「食事」「睡眠」「運動」に注力しながら積極的に生活改善を続けていきたいものだ。
