
独自のノウハウと厳しい品質基準から生み出される製品群。
およそ2000におよぶ国内トップクラスの点数をほこる「TOPブランド」のバックボーンにあるものは何なのか?
開発担当者に話を聞きました。
従来、モンキレンチには上アゴと下アゴのガタつきがあるのが当然で、このガタつきをなくす事は、構造上不可能とされていました。
平行で、一定の口開きを保ち、作業中の微調整をする事なく、ボルトナットの締め緩めができるようになればどんなにいいか―――その不可能とされていた点を解消すべく研究を重ね、開発したのがバックラッシュレスウォームであり、ハイパーレンチです。当時としては、まさに革新的でした。
現在では、通常ある筈のアゴの出っ張りがないモンキレンチ、エコワイドも発売しています。広範囲の用途で使われるベーシックな工具だからこそ、長年積み重ねた技術、確かな品質でニーズに応えたい。これが、常にお客様の事を第一に考え製品開発に取り組む私達のプライドです。
開発部 部長 江口 健介

時代は高度成長期。業界のユーザーの話に耳を傾けながらJIS取得第一号のモンキレンチを開発。
当社の技術開発の礎となりました。

ミニお裁縫セットが100万個売れ大ヒットしたこの時代。オブジェ的な要素が強い、ミニ工具セットが大流行しました。

セーフティコードを最初に製造販売したのがTOP工業です。素材は劣化しにくいポリウレタンゴムを使い、耐久性にも優れています。

セラミック工具のはしりです。電気工事等で電気が通電しないように、磁気を帯びないセラミックを使った商品です。

今でこそ当たり前になったメモリ入りのモンキレンチ。これはガタがなく精度が出ているための確固たる自信のあらわれなのです。
弊社では、2005年からAC240V以下の低圧活線作業における短絡(ショート)防止を主目的とした薄膜絶縁工具の開発に取り組み、トルクレンチ、ラチェットハンドルなどを製品化しました。現存する欧州規格に適合した絶縁工具は、絶縁被膜が厚く狭小空間での作業には不向きでした。そこで我々は、プラスチック材料のうちで最も絶縁性能の高い、フッ素樹脂ETFE(エチレンテトラフルオロエチレン)を静電粉体塗装で0.5mm厚に2層コーティングする薄膜形成技術を持つ企業の協力の下、薄膜絶縁工具を製品化する事が出来ました。この技術により、既存品の約1/4以下の薄さで形成でき、作業性を損なわず、さらなる狭小空間での活線作業を可能にしたのです。
現在私は、この分野をさらに広げて行くために新製品開発、および薄膜絶縁工具の耐電圧性能の向上に着手しております。
弊社薄膜絶縁工具は、通信工事で主に使用されておりますが、今後HV/EV自動車へのニーズの高まりにより需要はさらに伸びてくると思います。だからこそ、実作業にあわせた工具を創造し、ユーザー様が安心して使用でき、満足感を得られる価値ある製品を作り続けていきたいと思います。
開発部 課長 水倉 政博
今まで手で締める作業から、じょじょに機械による省力化の時代へと移行。
先端工具と呼ばれる電動ドリルに取り付けて締めるようなソケットも誕生しました。

中に入っているのはコンベックス。他にも文鎮など色々なパターンも発売されました。

先端工具はモンキと違い、1サイズでいかに効率よく早く回すかを研究しました。これもシリーズ化して現在では130点もの商品を販売しています。

現場で直接取り付けと取り外しがワンタッチで可能。近くにある木や鉄板に容易に穴が開けられ、発売当初から普及しました。

適正な締め付けを維持するために、力のある人も、ない人も一定の力で締まるトルクレンチを開発。ボルトの締めすぎによる破損がなくなりました。
トップ工業の製品はおよそ400種。サイズ違いも含めると2000種ちかくになります。モンキレンチやペンチといった良く知られた工具から、プロの使用する特殊な専用工具に至るまで豊富なアイテムを揃え、「総合工具メーカー」としてお客様にご支持・ご信頼をいただいております。また国内の展示会や海外においても多くの皆様に高い評価をいただいています。
